「私の貴方」を手に入れるためには 淫靡(いんび)な態度で攻め込み落としていく どうせ男は 人肌に弱い 生き物なのでしょう? 奪って 白い心、染め上げられたら 私のものなのだと 見せびらかしたい 貴方の鎖骨に 証が付けられて 瞳を閉じても まだ焼き付いたまま 締め付けられる この傷みさえも 何故か愉(たの)しすぎて 奪って 白い心、染め上げられたら 私が その上へと 唇乗せて ようこそ 愛くるしい「私だけの貴方」 他では味わえない 素敵な世界へ 奪えた その心を、染め上げてみれば 昂(たかぶ)る胸の鼓動 何処かに消えて…