「前を向いていこう」なんて 簡単に言われたって 今は言葉などいらないよ ただ抱きしめてほしいのさ 人はみな特別とか 絵空事の空気は 今すぐ抜いてしまって 息が苦しいから 守りたいもの掴んだとしても こんな自分ではろくに 守れない事も知った だからって離せない 離さないんだ 生きるのって 誰かを悲しませちゃって 誰かを泣かせてしまって 眼を見ながら ごめんねって言えたなら いつかきっと そのひとを喜ばせて そのひとが笑ってくれて ありがとうと言ってくれたような 奇跡さ 「君らしくいてよ」それは 飾りものみたいなもんさ 正しさから踏み外して 狼狽えるのも自分だった 1度間違えてしまえば ×をつけられて終わった いくつ正しさがあったろう 拾い出さなきゃな 数えきれないほどに 虚しい夜があったから 今も覚えられるだけの 美しい夜があったな 生きてるって 不安は大声で泣いて 幸せはそっと囁いて かき消されて なくした気がするけど いつもずっと 上がりも下がりもしないで 聞こえるように近寄って 最初からさ 一緒にいたような Ah Ah 生きるのって なくしてしまうのが怖いね 期待しないように嘘つくね そうしてでも守ってきたはずだよ 生きてこうね 手に入れるためじゃなくて 繋ぎ合うのもいいかって 間違えながら また絵空を描いた とっくに奇跡の中に いたんだ