ラ・ラ・リバース

歌詞

善悪の体感的なズレ 不意に過ぎった問は 色彩を纏って 僅かに頬を濡らした 「簡単」が撒いた不安の種 無理に根絶やす代償は 楽観の限界で 歩を進めた 求めないことで 忘れた痛みも 隠せぬ夢に 疼き出した このままの僕じゃ このままで終われないから 会いに行くんだ 自分へ ナニモノでもない僕の声が君へ 届くのなら 全てを失ってもまだ僕で居たいと 思えたんだ だからかな 描いたまま 歌えたこの歌が 誰かを裏切っても 間違いだと思えないんだ 裏表を 望まない今を 覆すよ 僕はリバース 万全の作戦のもつれ 振り出し戻った問は 堂々居座って 道遮った 壊れたトリックじゃ 壊せない愛が まだ僕の背中を 押すんだ ナニモノでもない 僕の声に名前が付いてさ 全てが変わっても まだ僕でいれるかな いつの日か 描いたまま 歌えていた歌が 僕ら結んだ糸ごと 失ってしまう不安も 例え話でも嫌になるな 遠く離れてしまうとか でもあの時見た景色は 確かなはずだ 目印にして 僕らまた 耐えがたいほどの 痛みの中も 差し伸べた手を 信じ合った このままで良いじゃ このままを守れないから 会いに行くんだ 自分へ ナニモノでもない 僕の声に意味をくれたから もし生まれ変わってもまた僕で 居たいと思えたんだ いつかまた出会う時は 歌えたその歌が さよならはもう言わせはしないから 誰かのためじゃない 掲げた意志は 変わって その果て また一つになって 希望も絶望の中 出会うモノ ここからだ 僕らリバース