冬に入った北の街は 心も寒い 今年はじめての雪が窓を 染めている 話しあうことも ふたりにはなくて 無言の時間 音もなくすぎる 恋をしている人は誰も 詩人になれる やさしい気持で 相手の目をみつめる キミの心なら 痛いほどわかる 別れの言葉 さがしているんだね もういいさ わかってる サヨナラは おたがい言えないのさ 一年すぎたら会おう 気軽に手をふり会おう その日のために何も言わず 雪の街へ 雪の中へ ふたりで歩き出そう 雪のガラスに息をかけて 指でなぞって ふたりの名前をキミは書いて ほほえむ 久しぶりだね 笑いあうなんて 離れていても 忘れはしないさ スキだった 愛してる これからもずうっと 変らないさ 一年すぎたら会おう 気軽に手をふり会おう その日のために何も言わず 雪の街へ 雪の中へ ふたりで歩き出そう 一年すぎたら会おう 気軽に手をふり会おう その日のために何も言わず 雪の街へ 雪の中へ ふたりで歩き出そう