機嫌の悪さ顔に出したり、 落ち込んだら急に黙ったり。 気分の浮き沈みは 隠してしまいたいのに、 君は遠慮もせずに くるくる顔を変える。 子供みたいな君が僕の心を乱す。 穏やかな日常に波を立てるよ。 本心を言うけれど、君が大嫌いだ。 もう僕に構わないで。 思えば長い付き合いなんだね。 付かず離れずでいつも一緒。 僕が困ったときは必ずそばにいて、 人目も憚らないで 感情の壁を越える。 僕の中に別の自分がたしかにいる。 気持ちを偽らぬ正直者だ。 自我なんて押し殺すと心に決めて から、別々に生きてきたね。 本当は君のように、 心模様そのまま受け止めたい。 子供みたいな君が、 無邪気な窓になって 穏やかな日常を守ってくれた。 僕の中の君よ、 いつだってそばにいてね。 死ぬまでの付き合い 共に歩もう。 大嫌いって言ったけど、 同じくらい好きだよ。 改めてありがとう。