あたしの手帳の 上では自由をあげる すべてを任せて 眠っていてもいいわ 美しい 君、いろとりどり あたしが黒く塗りつぶしてく 目が覚めたらすべて 忘れていてしまえ。 あたしの世界でくるくる笑って 何も知らないままで あたしだけ優しい人と思って、思って、 時が止まってしまえばいいのに こぼれてしまえば 少しもかえらない 夢見るその上に立つのは なにもない わかっているはずなの リセットの呪文が もしも見つかっても 私の見える君は同じだ。 大人になったころ 隣にいるのは多分君じゃない 君じゃない あたしがもう戻れないから 目が覚めたらすべて 忘れていてしまえ。 あたしの世界でくるくる笑って 何も知らないままで あたしだけ優しい人と思って、思って、 時が止まってしまえばいいのに