落書きだらけになった シャッターの店 割れたビンがそこらに散らばって 過去の栄光は見る影もなくて 過ぎる 過ぎる 過ぎる ふらつきながら酔いどれは 叫んでいて 電信柱に抱きついていた 過去の栄光は見る影もなくて ゆれる ゆれる ゆれる サラバ サラバ 光よ サラバ サラバ 過去よ サラバ サラバ 愛しき人よ ほらボロボロになった自動販売機 失くした何かを売ってる プッシャーは イラン人だけになったって トルエン売りの男が笑ってた 過去も未来も見る気はなくて キマル キマル キマル カップルは 人目なんか気にせずホテルへ ネオンは息切れをしながら光って 過去も未来も見る気はなくて 混ざる 混ざる 混ざる サラバ サラバ 光よ サラバ サラバ 過去よ サラバ サラバ 愛しい人よ ほらボロボロになった古い原付 大事な誰かを待ってる 眠そうな顔したサラリーマン 朝靄と共に戦場へ 朝五時に流れるメロディーは 少し憂鬱な発車音 鳴らせ 鳴らせ 止めるな 映せ 映せ 未来を サラバ サラバ 愛しい日々よ ほらボロボロになった靴を鳴らして 踊る 踊る 踊る