薄ら笑いの街 溶け込み染まってく 君を見つけたあの日から 心は痛いままで 同じタバコに火をつけて 煙に包まれた 孤独な心の隙間に入り込み 知らない香りを撒き散らし 今にも壊れてしまいそうな愛を 置いて消えてくの? 愛する人に身を捧げた東京 真夜中響く吐息と初めて君の口から 溢れた「愛してる」 ねぇ、忘れないから 爪を噛み千切った 夜はまだ明けない 私に触れたその手で 次は誰をイカせるの? 辛いのにまた繰り返し その度に感じる 愛して愛して この涙が枯れて 悲しい過去が消えるまで 深みにハマって溺れてく私の この手を掴んで 雨に打たれて君を想う東京 強がりなとこ、気づいて 笑顔も優しいキスも だきしめられるのも ねぇ君じゃなきゃ…… 真っ赤な糸を手繰り寄せる東京 たとえ待つのが地獄でも 「君がいる」ただそれだけが 私の生きる意味 もう堕ちていくだけ ねぇ離さないから