大人になった人は当然 傘を胸に仕舞うそうだ また降りだした事を確かめながら 肌に合ったその場所で 君は綺麗にもなれそうだ 邪魔になった物を捨てればね ねぇ何を話せばいいのかも 知ってるけど ねぇ何故か知らぬ間に こんな雨になったのさ 束になって伸掛った 幼い手に余る様な 無駄な季節は 唯 通り過ぎて行く 大人になった君は当然 傘を胸に仕舞いそうだ また降りだした事を確かめて ねぇ何を思えばいいのか 分かってるけど ねぇわざと知らぬふりしてちゃ いけないのかな 雲は僕等の真上にひとつだけ 二人は何を見てるんでしょう? 願えばかなうのも 無くなってゆくのも ねぇ何も変らない そう思えないのにさ ねぇ何を話せばいいのかも 知ってるけど もう雨はあがらない? そうは言えないのかな