今も 流れは清く あの日のままですか 父母も友も逝き 美しき日は何処 幼き 記憶は 力漲る(みなぎる)ものです あの山 越えるほど 大きな愛に包まれて ゆきどけ 芽吹く草花 木漏れ日水面に跳ねて 蝉時雨 夕闇が迫り 家路を急ぐ 過ぎた日は思わずに 小さな足はまた ひとり夜を越えたなら 明日を目指して歩む 若き日 思えば おのれのために闘い あの山 越えるほど 大事な何か捨てました ただ前を見て掴んで 希望のために走って 出会いと別れ繰り返した 泣き笑いの日 今も 流れは清く あの日のままですか 父母も友も逝き 美しき日は何処 今も僕はここにいる