この街の夜空の星は少ない 数えられてしまうくらいだ 本当はあるのに 数えられないくらい 本当にあるのに 本当はあるのに 頭上には見渡せぬほどの星が 流れ星を伴って瞬く 漁火と僕の瞳ふるえる 潮騒と僕の息づかい 遠き夏の日の星空 きっと今も頭上には広がるだろう どうしても強い光の横では 淡い光は成りをひそめてしまう 本当はあるのに 小さくとも光は光 本当はあるのに 本当はあるのに 心には消し去れぬ疼く闇が 時に火花を散らしながら呻く 仰ぎ見る現在の空に あの日みたアルタイル探し まぶた閉じ深呼吸 そうだ今も星空は広がってる 寄せては返す感情の波 逃げ出したくて、でも何処へ? すくわれそうな足で堪えて信じて 来たよ あの夏に感じた、自分の息吹を。 頭上には見渡せぬほどの星が 流れ星を伴って瞬く 漁火と僕の瞳ふるえる 潮騒と僕の息づかい 遠き夏の日の星空 いつも今も心には広がってる