薄明に旅立つ 灼け落ちた五線譜に 失ったその瞳 繰り返した悲しみを 激しい雨に撃たれ 涙枯れ果てても 降り注ぐ戦火に包まれても たった一つ 暗闇の中で見つけた旋律 運命を変えて 空に刻んだ哀歌〈elegy〉 数多 駆け巡る祈りたち 響き合い 君を待ってる この歌は奪えない この音は君を呼ぶから 終わる世界 奏でる鎮魂曲〈requiem〉 Ah 届け胸に今を 鮮やかに満ちていく 真っ白な五線譜に 書き綴る物語 頬に伝うその意味を 教えてほしい 何のために生まれ 何を成し遂げた なぜ命を抱え終わりを待つ そう 一人ではきっと奏でられない 音楽や旋律があると 重なり奏でて 叫べ 愛を刻んだ狂詩曲〈rhapsody 〉 数多 思い巡る永遠と 舞い踊り 高く空へ この心 奪えない この鼓動 君を思うから 終わる世界 奏でる小夜曲〈serenade〉 Ah 届け胸に今を歌え 君は今世界のどこにいるのだろう 同じ空の下で繋がってる 私たちはここで歌い続けている 目覚めはいつだってそう ただ切ない 歌え 空に刻んだ交響曲〈symphony 〉 数多 駆け巡る祈りたち 響き合い 君を待ってる この歌は奪えない この音は君を呼ぶから 終わる世界 始まる終曲〈finale〉は 歌え 歌え 消えない追奏曲〈canon〉 動け 動け 羽ばいていく回旋曲〈ronde〉 終わりの世界から協奏曲〈concerto 〉を 廻り出す 変わる 運命の輪が 重なって響き合うから 確かに 目の前に Ah 届け胸に今を