白髪も増えて シワも増えて いつしか背丈も越えた 消えぬ思い出 それはまるで 「夢に向かえるように」と詰めた くすり箱 強がれたのは まだ あなたがいたから 今は一人 ちょっとは分かるんだ 変わりはないかい? しばらく経つけど こっちは元気でやってる 淡い春の便りに今 目の前が滲んだ あなたと離れて 初めての季節 幼き夢を叶えることが いつしか私の夢になり 風邪をひいたり 怪我をしたり 忘れられないことばかりです 見送る背中に 飲み込んだ言葉 いつだって帰っておいでと 会えなくなってしばらく経つけど そっちはうまくやってる? 遠い笑顔を頼りにして 幸せを祈った あなたがいなくて 雨降る夏です 色づいた秋も通り過ぎて 少し崩れた「元気でいて」の 文字を見て 思い浮かべて 白い冬の便りに今 目の前が滲んだ あなたがそばにいるようで 変わりはないかい? しばらく経つけど こっちは元気でやってる 淡い春の便りに今 目の前が滲んだ あなたと離れて 新しい季節 あなたと離れて 新しい季節