夕暮れ

歌詞

夕ぐれ黒いアスファルトの上の 白い吸い殼少し赤く光り誰の口紅 電車の音充満しておいてきぼりさ ああまた空には飛行機飛行機雲 何の音だ室外機の風に旗めく 白いシャツもうすぐ真っ暗闇お星様 金属バットの白いボールの 赤い糸の夕陽の中で踊る鳥たちの ダンス影のダンス かねがなるかねがなる響きわたる かねがなるかねがなる響きわたる 線路の雑草はおっかなびっくり いや実は大笑いどうでもいいさ 同じ事さ 見物人に踏みつぶされて 迷惑なもんかあいつらは アホでも生きてる俺は死んでる 次の電車は満員で押し潰された 女の乳房にたかる新聞紙の活字ども 俺は嘘をついてる分かるかい君に ついてるまじでついてる でもみんな気付いてる かねがなるかねがなる響きわたる かねがなるかねがなる響きわたる あれはただの踏切ばかなほど 真っ赤な踏切君はストップ ストップ君はストップ 車輪に押し潰された絶対安全 靴の血が綺麗 どきどきするどきどきする 最後の太陽はとっくに沈んで 風がなって夜なら 楽しいかも知れない 少し落ち着いた俺の背中には まだ何かが乗っかってる気がする だから背伸びして深呼吸 苛々するから走り出そうでもなんか 面倒ああでも走ろう街の明り カレーライスの臭いと麦茶ゴキブリ 早く死ねよ靴の下で踏み躙じる 羽の生えた虫の青い歌声 闇の中の耳の鼓膜にこびり張り付く かねがなるかねがなる響きわたる かねがなるかねがなる響きわたる かねがなるかねがなる響きわたる かねがなるかねがなる響きわたる