初めてついた嘘の味 あなたは忘れないでしょう 違う苦さを感じたまま 私はまた一つ嘘をついた くり返した傷の意味を わかったつもりでいたけれど 本当はわかっていなかった 大事なこと一つも 誰より強く抱きしめてくれた あなたの全て忘れられない 昨日までの幸せが 今では思い出になった 今も涙が流れてくるけど 許してほしいなんて言わないから 愛することをあなたのためだけに やり通してゆきたい ささやかに強く 時には叱ってくれたね そんな優しさがうれしかった 少しの変化でもあなたは 気づいてくれてたよね あなたの寝顔見届けた後で 私はいつも眠りについた 無防備な横顔が 誰より大好きだったよ もっと優しくしてあげたかった 何度もあなたに恋に落ちている 調子良くても伝えていいかな あの頃に戻りたい 傷つける前に 今も涙が流れてくるけど 後悔は勇気に変えてゆくよ あなたにたどり着ける扉を 今もまだ探している 今もまだ探している 今もまだ探している どこにあるのかな