コンクリートの部屋の中 外を見る事さえも出来ずに 消し忘れていたモニターに 幾千の血が流れる 壁の向こう側 人が叫んでも 誰も気づかない こんな街で 消し忘れていたモニターは まるで異国の違う時みたい 壁の向こう側 人が消えたって 僕は気づかない この世界壊せない 本を抱いていた 崩れかけていた 忘れたかった 逃げ場さえ無かった 同じ時間に 帰りたくない たとえ今が 変わらない時間でも 同じ時間に 本の世界の中 旅をしている 痛みさえ知らずに コンクリートの部屋の中 外を見る事さえも出来ずに ア・ナ・タ は コンクリートの部屋の中 外を見る事さえも出来ずに 出来ない? 「壊して」