昔住んでたアパート 知らない色のカーテン 寂しくなんかない 寂しくなんか あの娘がくれたノート 置いてきた過去の未練 求めてなんかない 求めてなんか 駅から帰る近道も 見慣れない建物で塞がって まるでなかった事になってる まるでなかった事になってる 色んな事があったのに 欠片一つ見当たらないよ こんな気持ちになるのなら 帰って来なきゃよかったのかな すべては心の奥底に すべて 僕だけの中に 昔住んでたアパート ここに今住んでる人が いい人だったら 少し嬉しいな あの娘がくれた未来 捨ててきた過去の匂い 探してなんかない 探してなんか 通いなれた喫茶店の 定休日すら思い出せなくて 一体何しに来たんだっけ 一体何しに来たんだっけ 忘れないって誓ったのに 少しずつこぼれ落ちてゆくよ 僕の知らない人たちが 懐かしい街を通り過ぎる 思い出は思い出のままに 仕舞っておけばよかったのかい? 色んな事があったのに 欠片一つ見当たらないよ 僕らが過ごした日々は この町には残ってないけど すべては心の奥底に すべて この胸の中に さぁ 帰ろう