あなたのあとを たどる渚 波がさわいでるだけ 大きな背中 ふり向いた時に 夕日輝いたの 都会の風を 連れて来た人 そのたびにまぶしくて 私はいつも 何も言えないで 愛を見送ったわ 春から夏へと吹いていた 季節風のような愛が なぜか よみがえるのです 私に吹いてよ どうぞもう一度 四月の晴れた 日曜日です 誰もいない黄昏 あなたと二人 歩いてた女(ひと)の 姿 揺れるだけよ 黒いコート 絹のスカーフ 大人びたシガレット 私は一人 何も言えないで 愛を見送ったの 春から夏へと吹いていた 季節風のような愛が なぜか 流れを変えたの 私に吹いてよ どうぞもう一度