クサリに縛られた僕を見て 君はひととき泣いて見せたが すぐに敵に色気を見せて 僕を殺せと指差した ああ なんて冷たい火の鳥 振り落とされるハンマーは 軽く頭を吹き飛ばし 僕の体は西へ東へ ゆっくりと飛び散った ああ なんて冷たい火の鳥 昨日知った贅沢を今日捨てろとは無理さ でも僕は欲しかった贅沢すぎる日々を わずかに残った左の耳に 君のクチバシがささやく お前はどうせひとつの夜 笑い話にゃならしねェ ああ なんて冷たい火の鳥 昨日知った贅沢を今日捨てろとは無理さ でも僕は欲しかった贅沢すぎる日々を ハイカラだよ君のやることは 僕はとても似合わない 僕はもうバラバラさ まるでゴミのようさ ああ なんて冷たい火の鳥