今日も 夢を見たの 霧の中 さまよう たどりつくあてもないままに 彼を捜している 泣きながら 目覚めても 一人 暗闇の中 なぐさめて くれる腕はない まるで 試すみたいに わがまま ばっかり言ったね 彼が 疲れ始めたことも ずっと 知らずにいた 明日には またきっと 笑顔 見せてくれると 信じてた さよならの瞬間も あの日 彼の瞳が 私の 悲しげに見た 星の 消えた夜空みたいに 深く 寂しい目で…… 過ぎた日は 戻らない そして 残すあとがき このままで 夜明けを待ちながら… あと少し 時が経ち 涙 乾く頃には 昨日より 強くなれるように…… 陽が昇り 朝になり 街が 動き出したなら 新しい 私に会えるように……