降り止まぬ雨 吹き付ける風 雲が空を覆って ちっぽけな僕に降り注ぐ 独りぼっちだと思っていた きっとこんな世の中じゃ 「誰もわかりはしない わかるはずもない」 もしここが世界の果てならば 僕は何も怖くないよ この狭い籠から飛び出して 光の射す方へ行こう 巡り巡る歪んだ時代の中で 自分を見失いそうでも いつものように時は過ぎて 嫌でも朝は訪れて 過ぎ行く日々の波に飲まれそうでも 少しずつでいい きっと見えるさ 小さな光でもこの想い 包み込んでくれるから 果てしなく続く この長い道で 僕とよく似た 君に出会ったんだ その時気付いた 「僕は独りじゃない」 僕らが流した涙はいつか 空に還り雨となって 乾いた大地を潤すだろう きっと空には虹が架かる いつか消えゆくときに君と出会えて よかったと思えるように 君と共に生きて よかったと思えるように 僕は前を向いて進んでゆくさ 目を凝らせばほら 確かに輝く 振り返らず今日も明日も ずっと歌い続けるよ