na na... 手探りで探す点字ライター 触れてしまったあなたの白衣 屋上へ逃げて恋が痛む 遥かに聞く打ち上げ花火 母が叱る あなたを好きになっちゃダメと 容易く忘れられるなら ここで泣いたりはしていない 電車が通り過ぎる時 あなたに好きと伝った これでいい あなたには聞こえなくていいんだ 片想いの声は震えちゃうから 点字で誘う花火大会 あなたがタイプした ”なんじにあう?” 辿った指が信じられない 吠えるブライユに引かれて豊島園 僕にあなたは見えなくても 誰よりあなたを見つめてる 花火が打ち上がる時 あなたに好きと云った その声は届かない 今日は伝えなきゃ 花火が打ち上がる度 あなたに好きと云った 大声で叫び続ける あなたは泣き出した 永遠花火が打ち上がってる 抱きついたのはあなたですか? yeah... あなたを紹介した日 母は一晩中泣いていた 両手で探してるあなたの唇を こんなにカッコ悪い キスでもいいですか? ふたつの線香花火ひとつに交わる時 ふたりの唇もひとつに重なった 時の許す限りあなたに恋したい 僕でもいいのかな 顔や背や髪は見えなくていい 心だけは見えるから 十年先も 照らしてるふたりを 永遠花火それは 一途に想う心 青より蒼く赤より紅い 僕らの永遠花火