ほらね 立ちすくむ私 右眼で知りながら 通り過ぎてゆく ゆらり ゆらり ゆらり 消えてゆく 遠ざかる 喧騒の中ただ眩い光 ひとり眺め続ける 右も左も偽りの笑み 誰も気付きもせずに 吸えもしない煙草に火を灯したら 夜が煌めいて 吐き出す煙に 隠れるように溶けてゆく 浮いた世界で私は一人 また眠りに落ちてく 王子様などいる訳ないのに 手を伸ばし続けてる (going going home)帰りたいけど (going going home)帰りたくない (going going home)帰れないけど (going going home) 微睡みの中ただかすかな灯り ひとり眺め続ける いつもいつでも本当の気持ち 誰にも気付かせもせず 吸いたくない 煙草の火を消したなら 夜を閉じ込めて 吸い込む空気を噛み締め立つ 明けてゆく 浮いた世界で私は一人? また眠りに落ちてく 王子様などいる訳ないの? 手を伸ばし続けてる (going going home)帰りたいけど (going going home)帰りたくない (going going home)帰れないけど (going going home)