帰り道少しずつの君で 僕だけが君のことを知っていく 誰も知らない そんな独りよがり 交差点青になる そしていつものバイバイ 見飽きた景色と街の匂いが 君を引き寄せるから 君を好きな人がいるんだってさ それが僕だなんて気付かないよな わかっているよ わかっていても 心が邪魔をするよ 誰にも言えないけど 君に好きな人がいるんだってさ それが僕じゃないってことは確か 離れていても 隣にいても 苦しいこの痛みを 伝えてしまえば壊れてしまうかな 帰り道少し褪せた空に 生温い季節風が走っていく 僕の知らない 心が触れた先 交差点赤になる そこに君はいない 足りないものを埋めようにも 君じゃないと駄目らしい 余白でさえも滲むように 君の色に染まっていたい 僕がどれだけ僕を差し 出したとしても 君はこの先僕のものにならない 君を好きな人がいるんだってさ それが僕だなんて気付かないよな わかっているよ わかっているよ 君に好きな人がいるんだってさ それが僕じゃないってことは確か 離れていても 隣にいても 苦しいこの痛みを 伝えてしまえばそれで終わりかな 忘れられないなら隠してしまおう 君を想う僕のすべてを