目を閉じればいつものように 幸せを運ぶ雲が あの山の 鳥たちも 木濡れ日から 響くハーモニー 無邪気に走ったあぜ道は 今では何だか狭い 稲穂見て 笑ったね おじいちゃんの 背中みたいだねって あの日見た夢を 思い出させてくれる 泣いたり笑ったりしていても いつでも包んでくれた この故郷の空で今、私 両手大きく広げ 今すぐに飛び込んで 母の胸の中へ 幸せの道はわからないけど 強く守ってくれた ありがとう、ありがとう たった一つの大切な故郷 浴衣を着て髪を結び 笑顔を運ぶ夜風が あの夏の 空に浮かんだ 花火の数を 夢中で数えたね 生まれからずっと 築かないまま時が 悔しくて辛かったあの時も いつでも支えてくれた 離れた場所から空を見上げ 伝わる手の温もり 西陽指し 日が暮れる 娘と手をつないで あの故郷の空で感じていた 本当の愛情を ありがとう、ありがとう 私もなりたい母の様に 遠くに映る 茜色の思い出には 戻れない でも変わらない 故郷の空は 離れた場所から空を見上げ 伝わる手の温もり 西陽指し 日が暮れる 娘と手をつないで あの故郷の空で感じていた 本当の愛情を ありがとう、ありがとう 私もなりたい母の様に この故郷の空で今、私 両手大きく広げ 今すぐに飛び込んで 母の胸の中へ 幸せの道はわからないけど 強く守ってくれた ありがとう、ありがとう たった一つの大切な故郷