男は女のスキをつく つかれた女が踊りだす 哀しい心でからみつき 涙になるなとすがりつく 女は男のウソを読む かわしてほしいと願いつつ 許してないのにほほえんで 夢からはぐれてたおれこむ 私 今夜も裏がえし 心乱れる 強く抱かれる 窓を開けてよね 港離れる 船の汽笛が きっと泣いてるわ 私みたいに遠くで 女は男に夢を見る 見られた男が演じだす まわる舞台が燃えつきて むなしく心は宙に浮く 男は女に背を向ける 涙じゃ消せないこの想い 落とした視線のその先で ベッドサイドにまるめられ 私 今夜も裏がえし 心ほどいて たどりつきたい ぬくもりをもう一度 風にまかれて 白いカモメが 夜にとけてゆく 私みたいに踊って