長い君の髪を撫でて行く黄昏れ 自転車のタイヤと 擦れるアスファルトのうねり 無造作に並べた君への愛の言葉 語りかけるような 意味も無くなっていて 穏やかな街の流れで 変わっていったのは 君の色じゃなく 僕の心の中で <♪> なだらかな坂道 並び立つイチョウの木 止まらない君の涙も 拭えなくなっていて 柔らかな優しさ求めて 歩いて行ったのは 君の声が聞こえる あの橋の向こうまで オレンジ色を歌った頃 傍で笑ってくれた人が居て 穏やかに僕も受け入れよう なだらかなこの坂道を 登り切る前に手を繋ぎ きっと君を呼べるから … 君を選ぶから …