ぼくの目的地はどこだ そこかしこで聞こえる 知らない声 ぎゅっと結んでは捨てた ほどけない心 見透かされてしまった しまった ねぇ 本当は心が折れそうさ 今にも 靄越しの朝はこんなにも美しくて ぼくは ぼくは寂しいよ ふっと思い出したように 右に左に揺れる 肌色の宇宙 ずっと思い出せない言葉 探すふりで歩く 嘘のビート刻む うらはらなぼくらは 愛を知って 波に飲まれ消えて 夜に泣いてた 何度目かの朝も また夢だった それは美しくて ぼくは寂しいよ ねぇぼくらの欲しがったものは何だったろう 滲む景色さえ美しくて ぼくらの心はそれでもなお 溢れているよ