うつろうものに怯える僕は うつろわないあなたと出逢い あれから沢山 旅をしてきたね 此処が僕達の現在地 これからもどうかよろしくね 叶わない敵わない事だらけのままに 今日を迎えたけど 『ごめんね』 ばかりを飲み込む日々に 気付かないフリで笑ってみせて あなたが望んでくれるのならば 強がって歌が生まれるの うつろうものに怯えたって 未来のあなたに ずっと歌を残せますように これから二人は何処に行こうか? 荷物はどんどん重くなるけど 果てない旅路を果てるまでいこう ふさわしい言い訳と宝物が 旅帰りを待ち侘びたって 生の終わりだけが終着点 それまではどうかよろしくね その先であなたにまた 出逢えるように 『さよなら』 にうってつけの日だって 「傍にいて」と ほら 笑ってみせる 片道だけのこんな想いさえ 約束だと強がるんだよ うつろわない命にだって ココロ宿るなら そっと歌が寄り添えるように 世界に届く歌を欲しがって あなただけ想う歌が出来たよ 不器用で嫌になるけど これがプレゼントになったらいいな 深く沈んでた僕の心を 掬い上げてくれた あなたに何を返せるだろう? 「もう大丈夫、二人なら大丈夫」 そんな言葉が強がりじゃなく 心から言えるような景色に 届くまで旅を続けよう うつろうものに怯えたって 未来のあなたに ずっと歌を残せますように やがて僕の居ない未来を生きる時 歌がココロの部屋の隅で 共に生きていけるように あなたに歌を贈るよ 生まれた日を祝い合おうね