夏に隠した想いを頬張って こぼれた涙は乾かして もう何もいらない 君がいれば 運命(さだめ)を忘れて さぁ走って 暗闇だろうと 投げ返して 夢が始まる 僕たちは虹のよう 違う色どうしの集まり 混ざり合うことはできない でも隣合って歩ける 肩並べ刻んだ足跡は 道になり あの日と今の約束を不器用に結ぶ 出会えたからには完成させたい 共に歓ぶ未来を 夏に隠した想いを頬張って こぼれた涙は乾かして もう何もいらない 君がいれば 運命(さだめ)を忘れて さぁ走って 暗闇だろうと 投げ返して 夢が始まる 夕映にふわり舞う ひこうき雲によく似た 頼りない線でやみくもに 書いた理想(らくがき) 真っ直ぐに頷いてくれたから 今日が在る 何とかやれてるよ そっちはどうですか? 君を悲しみから 遠ざける力など持ってないけど 誰より近くで それを一緒に受け止める 覚悟は持ってる 出会えたからには後悔させない 共に歓ぶ未来を 無邪気な素振りで振り向いて 不意に「好きだよ」 とからかってよ ねぇ 夏に隠した想いを頬張って こぼれた涙は乾かして もう何もいらない 君がいれば 運命(さだめ)を忘れて さぁ走って 暗闇だろうと 投げ返して 夢が始まる そう 勇ましく咲く