ひからびた水槽低く 泳いでみせてた あなたから 煙たがられる気がして ただ「飽きた」 たった一言わたしに伝えて 捨てるなら あるべき場所へ放して わたしならあなた無しでも 歩いて行けるはず あなたの目を 殺めた誰かと違う 惜しみなく愛して 惜しみなく憎んであげる 変われない形があるなら 心を溶かしましょう 晴天の淵から 大粒の嵐が降りた 鮫のように急カーブを 切ってくわたしを どうか笑って <♪> 大切な誰かを 庇う緊急ニュースは ありのまま報道されず終わった 何もかも嘘で丸めて 隠し通すつもり? 汚れた手に凭れる 誰かと生きて 惜しみなく愛して 惜しみなく憎んであげる 降り積もる水の重さごと あなたを潰しましょう この胸に走った痛みなど 抉ってあげる 鮫のように急カーブを 切ってくわたしを どうか笑って あなたの触れた身体が 元通りになるまで 誰かを正しく愛せる わたしに戻れるまで 無いはずの角を曲がって ふりだしへ急いだ あなたに 牙を剥いて <♪> 惜しみなく愛して 惜しみなく憎んであげる 変われない形があるなら 心を溶かしましょう 晴天の淵から 大粒の嵐が降りた 鮫のように急カーブを 切ってくわたしを どうぞ笑って