いつも通りの朝の光 いつも通りに椅子に腰かける いつものように寝癖のままで君は クロスワードを解いてる 今朝見た夢を思い出してる 画面の占いは星1つ 君に話せば笑われるよね、きっと こんな夢物語 何もないよ 別にいいよ 過去も未来もここにあるから いつも通りの何気ない いつも通りの日々の中に 戻らない時間を今 僕らは共に生きている 時に間違って困らせたり 時にぶつかって傷つけ合ったり それでもいい 本当の自分を 見てもらえた気がするから 窓の向こうに揺れている 紫陽花の青と紫色 優しくて少し寂しげな花が どこか君に似ている 葉を流れる 夜露のように 誰も知らないとこで涙するような いつものようにただ傍で いつものように続く営みと 互いに埋め合いながら 最後に浮かぶその答えを 時に見失って迷うたび 時に寄り添って導き合えるなら それだけでいい 本当の自分を 見せてくれる僕でいれたら 分厚い雲に覆われ 月も見えなくなったら もうそろそろ帰ろう この胸に深く根を這って 脈を打つんだ いつか逢えなくなっても たぶんココに息づくのだろう 味が無くなって吐き出すような ありふれたもんだ きっとこれからも 形なんてない 正解なんてない そのどれもが愛なのでしょう それでいいんだよ 本当の自分で いられるようなそんな場所だから いつも通りの朝の光 いつも通りに椅子に腰かける