こんな風だったっけ どんな風だったかな あたしがずっとなりたかったのは <ハッチ> ゆらゆらと揺れる隙間だらけ 見ないふりが出来たなら 泣いたり笑ったりするといつも 顔を出すパラノイド 見つけたと思ったらまた少し遠くへ わずかの差でも埋まらない距離が 強くなるというのは どんなことだろうかと 考えるあたしを笑うようだ 狭い世界で夢見ていた 囲まれた壁にもたれ 大きな声で泣いて笑った あの子に出会うまでは 素直になれれば良かったことが 星の数ほどあれば 渇いたココロは雨に打たれ 溢れ出すパラノイド いらないと思ってた 馴れ合いはいつしか カタチを変えて隙間を埋めていた 強くなるというのは こんなことだろうかと なんとなく見つけた気がした 狭い世界で見てた夢は 囲まれた壁を越えて 大きな声で泣いて笑った あの子のように 絡まった糸が解けて ココロは雲より軽く 見つけた光を辿って どこまで行けるだろう 素直に 泣いて笑っていられたら もっとずっと