水面揺れて時止まる 悠久なる湖畔の調 片膝ついて凪を待つ 青白い光が射して 鼻風邪ひいた君が来る 昼間の月 人見知りして 世の全てが夢である 身体や意識の外側へ 何年経っても同じ羅列の木々 心の奥に 悲しきかな僕らは 忘れてく生き物よ カラの空にこびりつく 形のない気持ちを投げて 巻き戻しても遠ざかる ウロコや羊雲の群れ 決別と邂逅 それでも生きていこう 悲しきかな僕らは 忘れてく生き物よ 大切な言葉やジーンズの裾の折り目 悲しきかな僕らは 忘れてく生き物よ 言いそびれた愛してる ごめんねの不良品達 世の全てが夢である 身体や意識の外側へ 水面揺れて時止まる 悠久なる湖畔の調 片膝ついて凪を待つ君へ 身体や意識の外側までおいでよ