僕を置いて逃げ出せよ 遠慮はいらないさ 君には見えない羽根がある きっと飛んでゆける 誰かが描いた落書きを 赤く塗りつぶして 僕らは生きてる証明を 無意味に投げつけた こんな世界が消え去ったって 痛くも痒くもないって 潤んだその瞳は いま何を見てる? 終わりのないストーリー 僕らはどこへ行く? 巡り来る季節を 彷徨う旅人のように 限りないポシビリティー 空虚なコトバばかり 曖昧にしたって真相は 僕らの胸のなか 作り笑いで隠した 君の涙には 痛いくらいの葛藤(ジレンマ)が 透けて見えていた どんな未来が訪れたって たいして変わりはないって 藻掻き這い出す感情は まだ叫んでいるんだろう? 鳥籠を飛び立って 僕らはどこへ行く? 澄みわたる自由を 限界まで吸い込んで 怯えているのは僕さ 本当は気づいてるんだよ ドアの鍵はいつだって 開かれているんだ 切り裂く風の音だけが 二人をつつみ込んで 遮られた君の声が おそらく“サヨナラ”と言った ねぇ、そうだろう? ねぇ、そうだろう? 終わりのないストーリー 僕らはどこへ行く? 巡り来る季節を 彷徨う旅人のように 限りないポシビリティー 空虚なコトバばかり 曖昧にしたって真相は 僕らの胸のなか 鳥籠を飛び立って… 澄みわたる自由を…