愛の様(さま)など語れない 今宵もルージュは拭(ぬぐ)えない 巧みで賢明お辞儀をひとつふたつ 心はいつだって偽物(にせもの)に そしてダンスは迷う様に 溺れぬ本音や拍手と いう名のうわべで から繰りから繰られて だましてだまされて おどけ跡の哀しき白昼夢 正直で否めない それは誰のせい 悪戯(いたずら)な 道化師(ピエロ)の 涙音(なみだおと) 町から離れた遠い昨日 寂しさで飛び込んだ輪の炎 気持ちを隠せばああ痛みをなでる 寂しくて寂しがられて 求めて求められて 響く鼓動いつかの堕落論 信じ過ぎ嘘になり それは誰のせいに 悪戯(いたずら)な道化師(ピエロ) 擦(かす)れ行く感情 おお 声のないサーカスで ララ 日々がぐらついては 暴かれるのは嫌(いや) 脱がされるのは嫌(いや) そう このまま生きて行こうとも から繰りから繰られて だましてだまされて おどけ跡の哀しき白昼夢 正直で否めない それは誰のせい 悪戯(いたずら)な道化師(ピエロ) 擦(かす)れ行く感情 寂しくて寂しがられて 求めて求められて 響く鼓動いつかの堕落論 信じ過ぎ嘘になり それは誰のせいに 悪戯(いたずら)な 道化師(ピエロ)の 涙音(なみだおと)