「お別れの時が来ました」 一緒にいてくれてありがとう 取り急ぎ 心からお礼まで 今 目の前をよぎる思い出の ひとつひとつに 君がいます 君がいます おかげで素晴らしい人生だった 俺は、ゆく 考えてもみれば俺ってのはいつも 自分のこと以外はほったらかし 歩幅を合わせることだって 苦労させたろうね 一歩ずつ 一歩ずつ 確かめながら来たこの道 俺は、ゆく ああ ベイベ ベイベ ベイベ ベイベ そう もっと もっと もっと ちゃんと言ってやれたら良かった 毎日 昨日より 愛してたんだよ 俺は、ゆく フィンランドでオーロラを見たり エジプトでピラミッド登ったり ホント 君の願いを叶えられずに情けないや 思い返してみれば 謝りたいことなど山ほどあるけれど ひとつだけ許して欲しい 先に行ってしまってごめんね 誰も俺の話を聞きもしなくなっても 耳を傾けてくれたことを忘れないよ 誰にも見向きもされなくなってた 暗い夜も 柔らかいキャンドルのように 見守ってくれた この体が燃え尽きるなら 魂に君を焼きつけよう 何も聞こえなくて 何も見えなくなっても 迷わずに行ける ああ ベイベ ベイベ ベイベ ベイベ そう もっと もっと もっと ちゃんと言ってやれたら良かった 「ずっと ずっと 愛してたんだ」と 俺は、ゆく 神が許してくれるなら もう一度その手をとって 君の孤独のために 次は生きてやりたい お別れの時が来ました そして 俺は、ゆく 俺は、ゆく。