君は 冬の夢を見て鳴く蝉 もしその願いが 明日叶うと知ったら 7日目を 生きたのかい? 悲しみだけなんて 忘れることなんてできないから 今は全て忘れても良いよ いつかまた 大事な事だけを 思い出せば良い 7日で 世界を創造した神と 地震の一週間前に 座礁して行くイルカの群れと 週末の東京駅 毎週泣いてるあの子との 7日じゃ どれが一番長いかな 戦争で左手を失った 祖父に 死ぬ以上の 悲しみが この世界にあったか?と 問えば あると言えば あったな 無いと言えば 無いがな 全てはお前次第 10代最後の日に あと一年頑張って 何も変わらなかったら もう人生ごと 終わらせようと思ってた でもそれもできなかった きっと 本当の死ぬ気の覚悟も知らず 生きてきた 君は 冬の夢を見て鳴く蝉 明日こそ願いが 叶う事を信じて 7日目を生き抜くんだね なあ 僕達も そんな生き方していたいよな? 明日からでもなく 何かの記念日でもなく どうしようもなく 涙が出てしまった今日から 変わって行けば良い いつも 甘えた家庭に包まれ 友達が100人いて 恋人が何十人いたって 満足出来ない人もいて 自ら ある種の地獄へ向かって行く でも僕は違う 家族に憧れ抱いたままでも まだ上手く 友達も作れずに 恋愛に臆病なままでも 前を向いて生きている 幸せも感じている 全ては自分次第 もう 今日からは 死ぬ以上の悲しみは ここに無いと思って 生きて行くよ なら もう何も怖くない 誰がどう言おうと構わない 諦める必要もない 強く生き抜くよ 君は 冬の夢を見て鳴く蝉 悲しくなんてないよ 一番大事な事は 叶うとか 叶わないじゃない 欲しかった物は ここに無い未来や過去じゃなく その気持ちを 失った時に 僕が僕じゃ無くなってしまう… そう思える そんな生き方を 嬉しくて 泣いてる人も 悲しくても 笑ってる人にも スローライフで ゆっくり歩いても 充実感に 過ぎる時を忘れていても いつかきっと 僕も君も居なくなってしまう 例外無く終わっていく そこにどんな意味が あるかなんて分かるはず無い でも 君は 冬の夢を見て鳴く蝉 7日目の夜も 夢を願う時だけは 少し強くなれたんだね なあ 僕達もそんな生き方をしていよう な その最後まで 忘れたくないよ 夢を願う時 少し強くなれる 僕らの日々