答えなんか 無いのでしょう 二人の行く先に ただ 今は 束の間の 深い夜に 沈みたい ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 後ろ向きの恋を 捨てることができずに あなたが残した 爪跡 ひとり癒す 夜更け 部屋の灯り 仄暗く 浮かんだ横顔に ただ 時が 止まればと 痛いほどに 祈ったわ 未来を信じ そして 未来に怯え 夜ごと 震えた 壊れそうな心 塞ぐずるい口づけ あなたがいるなら生きられる どんなつらい明日も ためらいながら 求め とまどいながら 夢を見てたわ 私だけのひとと 言える時が来るのを 心に残った 爪跡 それは生きた証し