今 私はひたすらにひたすらに この声を刃に変えて あなたのその胸に突き 刺すことにのみ 命を賭ける 流れる景色のその中に見え隠れ 見え隠れ 優しい故郷の面影に逃げ隠れ 逃げ隠れ 止まることで誰を守り 動くことで誰を助ける 私はひたすらにひたすらに この声を刃に変えて あなたのその胸に突き 刺すことにのみ 命を賭ける もう二度と迷わないで もう二度と嘆かないで 流れる煙のその先で鳴り止まぬ 音がある 優しい世界の扉開き進めばいい 共に生こう 歩くことで時は流れ 走ることで風は生まれる たとえば夕焼けに二人きり包まれて 佇むような 小さな幸せを抱きしめて 大袈裟に喜びながら もう二度と離れないで もう二度と離さないで 今 私はひたすらにひたすらに この声を刃に変えて あなたのその胸に突き 刺すことにのみ 命を賭ける 今 揺れながら揺れながら流れ行く この命 煙の様に あなただけ あなただけ抱きしめて大袈裟にそう 生きて行こう もう二度と迷わないで もう二度と嘆かないで もう二度と 迷わないで