夜明け前の 空を見ていた 名もない星たち 眠りにつくとき この街にも 柔らかなざわめき 静かに生まれる日々 涙こらえた 瞳の奥に 君を浮かべながら 会いたいと願う 波の彼方に光を感じられたら 始まりを迎えに行こう 降り注いだ夢が 今日という日をそっと抱きしめた どんな時代も変わることない あの空とこの想いを 探していたものは ずっとすぐそばで輝いていた 僕らの日々を照らしてくれる 明日も笑えるように 茜色に 染まる街並み ふと立ち止まれば 流れ行く季節 もがきながら ひとつずつ重ねた 決して忘れない日々 いつか出会える 誰かのために それぞれの扉を 開けてゆくのだろう 夜のしじまに孤独を感じたのなら 広がる空を見上げよう あの頃の僕らは 一番星を追いかけていた それは今でも褪(あ)せることない 何度でも夢を見よう ささやかな祈りは ずっと遠くまで瞬(またた)いていた 離れていてもまたこの場所で 君と会えますように そして僕らは 星の流れる道を 降り注いだ夢が 今日という日をそっと抱きしめた どんな時代も変わることない あの空とこの想いを 探していたものは ずっとすぐそばで輝いていた 僕らの日々を照らしてくれる 明日も笑えるように