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うつむき

Track by柴田聡子

255
1
  • 2024.02.28
  • 3:18
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歌詞

帽子の厚い毛で 隠れたうつむく横顔 画面いっぱいに映る 眉毛から唇の下まで 踏みしめる雪の音だけ つぎからつぎへと 吐く息が前を邪魔する 自分のものじゃないみたいに 考え事は浮かんでは消えていく 丸めて放り投げて振り返るのも寒い 途切れなくしんしんと 降りてくる綿の中を行く あの壁にタッチして 帰り道になるまで うつむきながらでも ふしぎに歩いている うつむきながらでも ふしぎに歩いている 奥行きもなく 一色に閉じ込められてる 空で眠る雲飛び乗れるほど硬いか 指で描き分けられるほどか 年々どんどんきれいになる 寝転がって見た星の 気ままな散らばり 私も知らないくらい 知ることもないくらい 自転車に乗りたい 理由があるのは重々承知でも 勘弁してよね じいちゃんばあちゃん 勝手に想うのを 先回りで想ってくれよ いつのまにかけもの道 知った角で行き止まり いつかはどこかに出るし ひとしきり右左 人気ないのに灯る明かり 税密の近道はない 考え事は 溶けるまで こらえきれずに消えていく 舐めて飲み込んで振り返るのも寒い 途切れなくしんしんと 降りてくる綿の中を行く あの壁にタッチして 帰り道になるまで うつむきながらでも ふしぎに歩いている うつむきながらでも ふしぎに歩いている

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