のどが渇く身体火照る プロペラ回さなきゃ 止まっていたあの風鈴が 優しく奏でる 懐かしいなでも寂しいな 鼻に止まる香り 少し焦げた記憶が灯る 青々海に映る雲 AhOh!AhOh!お祭り気分で カコカコ砂利道を歩く 過去過去平凡に過ごしていた ソーダ 私はずっと瓶の中で 足がつかないプールの深い場所 泡にのまれたビー玉みたいに ラムネのクレーターから空を 見ている そうさきっと何も変えられない 明日の自分にずっと甘えてる 溺れないように藻掻くだけだった シュワシュワ気づいた涙浮かんで 行く 泣き虫な虫たちがアイスを溶かすの 長いベンチ長い放置心も錆びそう 余裕だったこの連休はだんだん 消えてく 追い風だけが味方をした 青々海へ行く坂道 AhOh!AhOh!膝を擦りむいた カコカコ下駄になれなくて 過去から離れられないみたい ソーダ 私はずっと瓶の中で 上も下も自由に泳げない 夏がすぎればここから出るの ラムネのクレーターから海を見渡す ただ浮かんでいるだけで眠たいな もう夕方なんだと慌てちゃう 長いトンネルはまだ出口じゃない 特別にしたいと願う変わらない夏 まだ終わってないだけ ただ宿題が道を塞ぐ そう石ころに躓いただけなの 嗚呼 今日を思い出す日はあるのだろうか 何もできないビー玉みたいに 凹んだ世界に囚われている ぽっかり空いた夏休み そうだ、瓶からビー玉取り出そうか 偶には帰り道を変えようか 泡に乗っかって押し返すように ラムネのクレーターから空へ飛び 出す そうさ少しだけでも変わればいい 今の自分だけを信じればいい 長いトンネルは終わりが来るよ シュワシュワ気づいた心浮かんで 行く ラムネ色クレーターで覗く明日