君の夢見たのに 憶いだせなくて悲しい 眠らない奴らが 甘いコーヒーを飲む頃 東の雲は紅く 黄金色に夜露は輝いてる 蒼く冷めたアスファルト 夜が明けたら 君の部屋のベルを僕は鳴らすのさ 始発よりも早く愛を届けよう 朝焼けの後はいつも雨 と決めつけてしまいそうだ ドアを開けてくれ この運命に抗おう 昇っては消えていく 煙は白く細い糸のよう 西陽の差す窓から 人波を眺めては刹那がっている 古い音楽とワイン さあ、楽しもう 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 獣のように強く愛を謳おう 夕焼けの後はいつも どこでも晴れの日が待っている ドアを開けてくれ その運命に従おう 浅い夢を飛びこえて 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 胸の奥底から愛を汲みだそう 朝焼けの後はいつも雨 とは限っていないだろう ドアを開けてくれ この運命に抗おう