お前との出会いは13 教室の端 窓の外眺めてるよ毎日 さえない中学生の 俺は暗い やりたいこと 将来の夢も無い はずだがあの日界に 180度変わった 目の前の景色そう 映画のよう 劇的な展開 今までと違う すげえ明るい世界 確か中2の春 同じクラスになる 俺の前の席に お前の姿がある 何気なしに 会話してた弾む二人 同じテンション 気が合った 「これ貸してやるよ」 渡された1枚のCD ジャケシンプル KICKの”VITALIZER” 家に帰って 早速コンポに入れた プレイした瞬間 脳が激しく揺れた それからというもの 放課後にお前の家 行って50のVideo 見ては最高じゃん 言いながら Sean John着て キャップならNewera 被ってガキながら 俺ら気取ってた 学校の近く ヤマザキショップで 万引きして 神社でたむろ 煙草ふかした 夕日綺麗で腹 抱えるような 意味ない会話 ただ笑ってた 毎日が流れた 名も無い日々 時は流れ高校 卒業俺ら18 桜の木の下 別々の道 学ラン ブレザー 作業着の順に 世間から見れば 大人になってく 俺工場に就職 クレーンの資格とって 三交代が始まる 慣れない生活と 未来への不安 憂鬱な日々で まじ先は暗い でもお前は 夢追って上京 羨ましかった キラキラしてた 周りの奴らも 羨ましがった 皆お前の事 応援してた VANSのシューズや MASTERPIECE、 WACKOMARIA, NEIGHBORHOOD 全部お前の影響 この音楽を 好きになったのだって お前がいなかったら って思うと Yeah 数年後 お前は地元の パチ屋に出入り ギャンブル 外見はみすぼらしい 作業着 次第に連絡も とらなくなっていき 良くない噂も 耳にするように 心のどこかで お前の心配を してたけど何故か できてった距離 ある時お前は CADILLACで登場 流してたウェッサイ その時はちょっと 嬉しかったけな でもお前と会ったのは 確かそれが最後 お前のいない日々 先の未来を 暗いままで生きてる 工場ん中一人また 音楽ずっと聴いてる Yo 知ってる 孤独は辛い 見てる画面の中 モノホンラッパー達は 輝いてる 何もできないまま 嘆いてるよ 自分の人生すら 決めれないで泣いてるよ 環境のせいに 時間のせいに 人のせいに まるで悲劇 そんな風に 俺可哀想 いつからか 決まってたんだ 俺の人生 クレーンみたいには コントロール できない なんで 朝起きてから 働いては夜に寝て その繰り返し 俺には何も無いね CADILLAC置いたまま どっかに飛んでいった お前のことを 思い出しながら またぼーっとしてた “花と雨”に 浸る音に この心に 刺さった重い言葉 ずっと胸の奥に この人生ってやつは 巡り合わせのよう タイミングでいつも 俺に何か訴えかけてた それ気づいて 俺はまた走り出すよう まだ見えない未来に 希望見出すよう 俺はFree 俺はそう俺はそうだFree Yeah Oh 俺はFree Oh 何か少しだけ見えたような