青空に咲く熱い日差しに 背中を押され逸る気持ち 木陰に揺れる光の中で ささやくように風が歌う 「駅前広場、時計の下で。」 遠くにいてもすぐにわかる 裾を気にして髪を直して 時間合わせて予定通り 陽炎 アスファルト 誰もいないカフェテラス 子供の遊び声 君に目を奪われる ずっとこのままでいれたらいいな なんて甘い願いを そっとかき混ぜ沈めていった 心はグラスの中 揺れる ソーダ水の海 弾けては消えてくの私みたいね 撮った写真は消せないままに 下書き残して忘れたフリした まぶたの奥で浮かんで消える 抜けないままのやさしい嘘 捨ててしまえば楽な思い出 きれいなままで涙にじむ 人混み 街の中 夕暮れが染め上げた 喧騒飲み込まれ 君までが遠くなる 星巡りの夜 叶わないと気付いた淡い恋は そっと打ち上げて夜を泳いだ 尾びれを残してすぐ消えた はぐれないように伸ばした手の先に 答えがあるの? きっと願いは叶うだなんて 嘘でもいいから信じていたかった 君の横顔を盗み見る度にチクチク痛 んだ 私を見てここにいるよ 言葉にできずに胸を焦がす ずっとこのままでいれたらいいな なんて甘い願いを そっとかき混ぜ沈めていった 心はグラスの中 揺れる ソーダ水の海 捕らわれて泳げない恋心 きっと願いは叶わないまま 弾けて泡になった 甘い サマーフロート 淡い サマーフロート 甘い サマーフロート 淡い サマーフロート