夜は自由に 伸びて縮む しずけさの中 冴えてしまった 通り雨が さあっと撫でた 空気を吸いに 歩きに行こう 真夜中のチョコレイト、コーヒーのように こどくは青くて甘い味だよ 涙こぼれても 誰も気にしないよ 幽霊みたいに 透明な今は 優しい闇にもたれたら 痛みはやすらぎに 変わってゆく 胸の中の光と闇 どちらも許してあげられそう 夜の気配は 水飴のよう ぽってりと重い 宇宙の青 悲しいことを 絡め取って 心地よさだけ 残していてね はちみつシナモン くすぐる香り ふあんは湯舟で洗い流せるよ 大きな声だして 歌ってもいいよ 幽霊みたいに 透明な今は 優しい闇にゆだねたら 悲しみは切なさに 変わってゆく 残酷なことを思った 自分も許してあげられたら 夜は響かない 何も照らさない ただここにある ほんとうの気持ちを やさしく 包んで もう揺らさないで 風の匂いに 蘇る記憶に 心の奥が 騒ぎ出してしまう 真夜中のさんぽ 歌うたいながら ころがるビー玉 無数の感情 涙こぼれても 誰も気にしないよ 幽霊みたいな わたしが見える? 優しい闇にもたれたら 痛みはやすらぎに 変わってゆく 胸の中の光と闇 どちらも許してあげられそう LAlaLAla