おばあちゃん ただいま 東京から帰ってきたよ いつも座っていた 特等席の隣が僕の指定席で 「内地の生活はどうですか? ちゃんとご飯は食べていますか?」 自分の体の事よりも いつも僕の心配をして 人生生きてれば 色々あるけれど 「最後にはどうにかなるから」と 握ったその手は暖かくて あなたの笑顔はいつまでも 心に咲いてるデイゴのように 寂しい夜は空見れば あなたの星が見守ってるから 沢山の愛をありがとう いつまでも いつまでも 色褪せないように わらばーもこんなまぎーになった どぅしの報告で喜んだ 仲間集まりゃすぐに宴会 しま~片手にみなで乾杯 ジミーのケーキで誕生日会 成人式は最高に祝い サラリーマンはどんな会議も かりゆしウェアーを着る毎日 親戚あつまりゃご馳走と うちの先祖にう~と~と~ おばぁが買い物道の駅、 どこに行っても満面の笑み どんな高級料理よりも 毎日食べたいポーク卵 家族で囲った食卓で 母の手料理を食べてまーさん 僕らはこれ以上 何を望んでいるの? 十分な幸せがここにある 近くにある愛を忘れないで この島に溢れる優しさが いつも僕に元気をくれるんだ 泣いてきた数笑いなさい この海のように広い心を持って あの空の上にいるのかな? 今日もあなたに手を合わせるんだ 悲しい唄より愛を込め 幸せ願い 歌う島の唄 「大切な人はそばにいる」 「忘れるな あなたよ ぬちどぅ宝」 「会いたい人には会いに行け」 あなたの言葉が心に沁みた 「何もかも幸せだった」と いつの日か いつの日か 僕も言えますように 愛を沢山詰め込んで 搭乗口を潜り抜けて 見えなくなるまで手を振るよ 今日からまた頑張ろう 「行ってきます」