始まらなかった 日曜日 忘れられそうな気がした頃届いた メッセージいつもの気まぐれに 嬉しくなんてなればなるほど 僕の額に磔になった絶望の二文字も どこかで捨てなくちゃな 擦れた理想を口にする度に 望めなかった未来がフラッシュして やるせないな 君が居なくなった街を 歩いてるだけで 普通の風景が胸に痛いなぁ 誰も失うものがないことでは 強くはなれない さめた仕草一つで僕は 簡単に傷つくのに はじまりからねぇ最後までずっと 君を傷付けることのできる言葉を 僕は知らなかった 咲かずに枯れた花を掲げて 雨上がりの光の中を歩く どうせいつかは なだらかな坂の向かいの ファミレスの一番奥の席で眺めた 永い春が来る どんな誓いも 一瞬で崩れてしまうから 一番好きな顔で笑わないで 君が許せなかった ものはなんだったの 今更変えられることではないかな どんな言葉も届かなくなった 部屋では息も苦しかった 冷えた耳に夜の歌で街を遠ざけた 音と風景が映画みたい 溶けて綺麗でした あとどのくらい思い出して忘れたら 前を向けるかな 君が居なくなった街を 歩いてるだけで 普通の風景が胸に痛いなぁ 白い息に漂う記憶さえまだ 愛しく思うよ 冷えた耳に夜の歌を 繰り返して遠ざけた はじまりからねぇ最後までずっと 君を傷付けることのできる言葉を 僕は持たなかった