また嗤い声が聞こえたんだ 誰も知らないんだ 他人の痛みなど 解りゃしないんだ 木を見て森を見ないんだ ならば僕は 「君にはどうせ無理なんだ」って そんなこと疾うにわかってるって 嗚呼 それでも 行けよ 夏が木霊する まだ忘れたくないよ さあ行きたいところへ行こう どうか 消えてしまわぬように 夢が叶いますように 目を開け 未来へ 手を開け 未来へ また泣き声が聞こえるんだ 朝を焼いた日々が影を伸ばしていた まだ笑えはしないよ まだ足りないんだよ 心を弾いた 式を倣った 才能なんて端から無かった 気づけばつまらない 大人になっていた 凪いだ夜がまだ僕を見捨てても 歌えよ 夢は叶うって 戯言でもいいから 「もう 全て無駄だったんだ」 なんて言葉は 切り裂いて ただ信じた音だけを かき鳴らせ 未来へ 嫌われたままでいいから 下を向いたままでいいから まだ 声は出せるんだろう? ならば 夢が叶うまで 最後の最期まで 目を開けて 歌い続け 描き出せ 行けよ 夏が木霊する まだ忘れたくないよ さあ 行きたいところへ行こう どうか 消えてしまわぬように 夢が叶いますように 目を開け 行けよ 夏が木霊する まだ忘れられないよ さあ行きたいところへ行こう どうか 消えてしまわぬように 夢が叶いますように 目を開け 未来へ 手を掲げ 未来へ 描き出せ 未来へ